ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
故郷・金沢への思いやその風景をうたった作品が中心となった第2詩集。
室生犀星の『抒情小曲集』が、
書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、
本シリーズでは、小川未明『月夜とめがね』、
梶井基次郎『檸檬』、芥川龍之介『蜜柑』を担当するなど
幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
工程1
工程2
度々詩に登場する青い魚を中心に描きました。
ゆったり柔らかく泳ぐ魚のように感じたので
ベタを参考にしています。
当時日本にいた魚では無いと思いますが、
その方が絵にした時、ファンタジーな感じが出ていいかなと思いました。
工程1
工程2
精神的に病んでいるイメージの詩だったので
現在の渋谷のスクランブル交差点のように、鬱陶しいほどに人がいて、
その中で一人、傘もささず、どす黒い感情に包まれるようなイメージで考えました。