人気シリーズ「乙女の本棚」第52弾は、文豪・徳田秋聲×イラストレーター・チェリ子のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
私何だか、こういう寂しいところが、かえっていいのよ。
望太郎は、山から一輪の百合を持ち帰った。その日から、彼は奇妙な夢を見るようになる。
徳田秋聲の名作が、MVイラスト制作をはじめ、現在ではキャラクターデザインや装画など幅広いジャンルにて活動中の大人気イラストレーター・チェリ子によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
著者:徳田秋聲
明治4年(1871年)金沢生まれ。日本の自然主義文学における代表的作家として知られる。泉鏡花とともに、尾崎紅葉の門下であった。1943年死去。代表作に『黴』『爛』『あらくれ』などがある。
イラスト:チェリ子
東京在住イラストレーター。繊細かつポップに、かわいい”だけ”ではない世界観を描く。MVイラスト制作をはじめ、現在ではキャラクターデザインや装画など幅広いジャンルにて活動中。著書に『チェリ子画集 Capture-C』がある。
チェリ子さんからのコメント
あこがれていた「乙女の本棚」に関わることができ大変嬉しく思います。「白百合」の可憐さや佇まい、振る舞いが魅力的にみえるように尽力させていただきました。