人気シリーズ「乙女の本棚」第53弾は、文豪・国木田独歩×イラストレーター・しまざきジョゼのコラボレーション!エッセイとしても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
秋ならば林のうちより起こる音、冬ならば林のかなた遠く響く音。
生活と自然が共存する、物語を内包した土地「武蔵野」。その中をあてもなく歩き、書き留めた名随筆。
国木田独歩の名作が、叙情的なイラストを得意とし、本シリーズでは太宰治『きりぎりす』を担当するイラストレーター・しまざきジョゼによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
著者:国木田独歩
明治4年(1871年)千葉生まれ。5歳から広島、山口など中国地方で育つ。田山花袋らとの合著『抒情詩』で詩人として作品を発表したのち、小説家としても活躍し、自然主義の先駆と目された。36歳のとき結核のため死去。代表作に『牛肉と馬鈴薯』、『春の鳥』などがある。
イラスト:しまざきジョゼ
東京都在住のイラストレーター。京都芸術大学客員教授。グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所に4年勤務ののち退社しフリーランスとして活動。
しまざきジョゼさんからのコメント
和歌などに詠まれるかつてあったとされる武蔵野の美しい風景。それは国木田独歩の生きた時代であってもいまはむかしの光景だったそうです。けれど、今見る武蔵野も美しいと言い切った彼が見た風景とはどんなものだったのか。それに思いを馳せつつ制作しました。ぜひお楽しみください。