赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。
誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は、一匹の赤とんぼと出会った。
本書は、有名小説と人気イラストレーターによる珠玉のコラボレーション・シリーズ「乙女の本棚」の1冊です。
今作では、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描くイラストレーター・ねこ助が新美南吉の名作を描きます。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。オールカラーで小説と描き下ろしイラストが楽しめます。
工程1
赤とんぼが食べられたらどうしようと思いつつ、垣根の上では雀も遊ばせました。
工程2
爽やかで明るい印象を出したくて真っ白なエプロンワンピース姿にしました。
ねこ助さんからのコメント
お話をいただいた時は『赤とんぼ』を読んだことがありませんでしたが、 赤とんぼとおじょうちゃんのふたりがとにかく可愛く、すぐにすきになりました。少しこわいシーンや寂しいラストもお気に入りです。
絵では夏の草花で季節の流れを表現しました。
また、雰囲気の違う赤色を要所々々で使用するよう意識しました。