舞踏会(乙女の本棚44)

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人気シリーズ「乙女の本棚」第44弾は、文豪・芥川龍之介×イラストレーター・Sakizoのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

「私は花火のことを考えていたのです。我々の生(ヴィ)のような花火のことを」

鹿鳴館で行われる舞踏会に初めて参加した明子。そこで彼女は、あるフランスの海軍将校に声をかけられる。

芥川龍之介の名作が、ロマンティックな世界観や装飾をあしらったデザインが好評を博すイラストレーター・Sakizoによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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芥川 龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)

明治25年(1892年)生まれ。東大英文科卒。大学在学中に菊池寛らと第三次『新思潮』を創刊、第四次『新思潮』に「鼻」を発表し夏目漱石にその才能を認められる。代表作に「羅生門」、「蜘蛛の糸」など。死後、菊池寛により芥川賞が設けられた。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『藪の中』(芥川龍之介+おく)、『蜜柑』(芥川龍之介+げみ)、『春の心臓』(イェイツ(芥川龍之介訳)+ホノジロトヲジ)がある。

Sakizo

イラストレーター・水彩画家。岡山県倉敷市在住。幻想的かつロマンティックな作風で、フリルやレースなどの装飾をあしらったドレスのデザインが海外からも注目を集める。著書に『精霊大陸と刻印の魔女』、『Girl meets Sweets』、『PRINCESS FANTASY』がある。

著者
芥川 龍之介/Sakizo
定価
1,980円(本体1,800円+税10%)
仕様
B5変形判 / 48ページ
発売日
ISBN
9784845641789

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