バレエ星

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全てが想像の斜め上!
衝撃のバレエマンガ、連載終了から約50年を経てついに完全復刻!

予測不能の超展開! バレエマンガなのに、ヒロインは毎号のように絶体絶命の大ピンチに。
「次号どうなるのか」と、当時100万人の読者が固唾を呑んで見守った『学年誌』の幻の作品が、今ここに蘇る!

谷ゆき子は、『小学一年生』など小学館の学年誌で、1960年代後半よりバレエマンガのシリーズを約10年に渡って連載し続けたマンガ家です。

本作『バレエ星』は、『小学一年生』1969年1月号から『小学四年生』71年12月号までの丸三年間連載されました。主人公・かすみちゃんが、数々の不幸を乗り越え、立派なバレリーナになるまでの物語です。
本書は、連載時の雑誌からスキャンして作られています。編集者のアオリ、小さな読者の投稿欄......ツッコミどころ満載の当時の空気も合わせてお楽しみいただけます。

リアルタイム読者は幼少期に触れたストレンジワールドとの再会を。初読の方は見たこともない突き抜けた世界観に度肝を抜かれてください。

直木賞作家・朝井リョウも絶賛!!
怒涛の展開にばかり意識が向きそうになるが、バレエをする少女のしなやかなシルエットや細部にまでこだわっている服の描写からは、著者の'美しい絵を描きたい'という純度の高い執念が伝わってくる。創作にとって大切なのは、整合性よりも社会性よりも、描く対象への大きな愛、描くことそのものへの愛だということを、改めて思い知らされた。

【内容紹介】

約50年間単行本化されなかった幻の超展開マンガ『バレエ星』。とにかく超展開がすごいんです。死んだはずのママが生き返るのなんて当たり前!

当時の人気は凄まじく、小学生女子はみんな夢中でした。着せ替えふろくがついていたことも!

『バレエ星』といえばこのシーン! バレエ修行のために滝行をしていたかすみちゃんのうえに、おおきないわ!

超展開だけでなく、美しいイラストも人気の秘密でした。このシーンは、なんとなく『ガラスの仮面』っぽいですね。

こんな美しいバレエのポーズも楽しめます。720ページにこれでもかと詰め込まれた谷ゆき子の魅力に、ぜひ触れてみてください。

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谷ゆき子の本

『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』

『バレエ星』

『まりもの星』

『さよなら星』

谷 ゆき子(たに ゆきこ)

1935年、兵庫県生まれ。本名・谷垣悠紀子。58年頃、大阪の金龍出版社より単行本『夕映の詩集』にてデビュー。画力に定評があり同社発行の短編誌『虹』『すみれ』では作品の他、表紙画を多数担当した。64年、活躍の場を東京に移す。66年より小学館の学年誌で約10年にわたり母恋ものをベースにしたバレエマンガを連載し、絶大な人気を誇る。99年病没。2016年10月に『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』(立東舎) が刊行されて再評価の声が高まっている。別名に谷悠紀子、谷ゆきこ、谷幸子など。

谷 ゆき子
定価
2,178円(本体1,980円+税10%)
仕様
四六判 / 720ページ
発売日
ISBN
9784845631308

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