立東舎文庫

手塚治虫映画エッセイ集成

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映画への愛情と憧憬を綴った傑作エッセイの数々が待望の初文庫化!!

漫画家として、またはアニメーション監督として多忙な日々を送るなか、年間365本の映画を観ると誓いを立て、それを実践した筆者が、その幅広い知識と映像体験をもとに、映画への限りない愛情と憧憬を綴った映画エッセイをこの一冊に集約。瀬尾光世からウォルト・ディズニー、オーソン・ウェルズにビリー・ワイルダー、ジャック・タチ、さらには黒澤明、ジョージ・ルーカス、ウディ・アレンまで。実写もアニメも、娯楽作も実験映画も、古今東西のさまざまな作家や作品を語り尽くす。これまで単行本未収録だったエッセイ12篇を初収録した決定版!!(「観たり撮ったり映したり」改題)。雑誌連載時の手塚自身による挿画を57点すべて収録!
カバーイラストレーション:古川タク

【CONTENTS】
■PART1
◎A型的パラノイア
◎「妖怪天国」出演の記
◎ガラクタ映写機を買う
◎南京にて
◎バック・トゥ・ザ・パースト
◎映画孤独
◎ベレーの下
◎映画祭にもの申す!
◎白黒映画への郷愁
◎MURPHY’S LAW
◎ミケランジェロにさわった!
◎アマゾンの上流にて
◎月と伝道師
◎ルーカス・フィルム見学記
◎ある審査
◎タダの一介の映画ファン

■PART2
◎サリエリに同情
◎火星年代記
◎「オズ」よ再び
◎スピルバーグの剣が峰
◎カラーパープル
◎2つの・核・映画
◎アトム「ガンジー」を語る
◎「インドへの道」と日本人
◎ウディへの讃歌
◎燃えつきる
◎「桃太郎・海の神兵」プログラムより
◎ナポレオンは不滅です!
◎空のかなたへ
◎ネアカな一匹狼映画
◎ゴジラ・グラフィティ
◎アメリカの活弁
◎ストーカー

■PART3
◎アニメ家族の断絶
◎おんぼろバイブル
◎アドルフに告ぐ
◎ザグレブ映画祭審査員の記
◎ジャンピング
◎広島国際アニメフェスティバル
◎「おんぼろフィルム」と「森の伝説」

■PART4
◎こわく・切ない・映画
◎ほとんど恐怖
◎「プラトーン」の新鮮さ
◎「キャプテンEO」を見たくて!
◎ミスの二本立て
◎ネズミの対決
◎男の花道
◎ゆきゆきて、オヤジよ

■PART5
◎古きハリウッドに乾杯!
◎ある選考
◎J・J・アノー監督会見記
◎ロスで観た「トロン」
◎ディズニーランドの裏を見た
◎ヘンな外人
◎アヌシー映画祭
◎マングローブの河にて
◎アンチック趣味
◎アニメ「バギ」の誕生
◎サ・セ・パリ・サミット
◎青春の挽歌

解題 濱田高志

手塚治虫マンガ家デビュー70周年記念

秋田書店、玄光社、国書刊行会、立東舎4社の共同サイトがオープン! http://rittorsha.jp/s/tezuka/
著者
手塚 治虫
定価
990円(本体900円+税10%)
仕様
A6判/528ページ
発売日
ISBN
9784845628292

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