しゃべくり漫才入門

ボケとツッコミの基本、ぜんぶ教えます

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お笑い芸人養成学校の授業をまるごとパッケージ。あなたも漫才師になれる!

二人で話をするだけなのに、爆笑の渦を巻き起こす「漫才」。お笑い好きなら、どうやって漫才ネタが作られているのか興味があるのではないでしょうか? 本書は、2008年に発売した『漫才入門』のコンセプトを踏襲しつつ、新たに大阪・放送芸術専門学院のお笑いコースでの特別授業を収録した最新系の漫才HOW TO本。昨今主流のスタイルである「しゃべくり漫才」を作ることを主眼として、お笑いセンスの身に付け方から、漫才ネタの作り方、演技の仕方、売れるためのヒントまでを丁寧に解説します。さらに、お笑い芸人のオーディション「ネタ見せ」の様子や、実力派漫才師ナイツと本書の編者である元祖爆笑王の特別鼎談も収録。立体的に漫才の作り方を知ることができます。お笑い芸人志望の人はもちろん、学園祭や宴会で漫才をやってみたい人にもおすすめです

◎前作『漫才入門』とどこが違う?
前作では、アンタッチャブルやサンドウィッチマンに代表されるような、漫才中に役になり切った芝居が展開される「漫才コント」の作り方をメインに構成していました。対して本書では、ブラックマヨネーズやウーマンラッシュアワーが行っているような、話芸のみで勝負する「しゃべくり漫才」の作り方を紹介しています。また、最近のテレビ番組の傾向を踏まえ、世間に自分たちを売り込むための効果的なアドバイスも掲載しています。

★「しゃべくり漫才入門」ネタ見せ動画公開中!

【CONTENTS】
はじめに

■第一章 漫才師になるための心得

好奇心を旺盛にして現場を見よ
口げんかには「感情」が入っている
興味のないものをネットで検索せよ
浅く広い知識の中に深い部分を
オリジナリティを持ち、更新する
普段から雑談できるようになろう
トークが弾む魔法の言葉
まずは二分間の漫才を作ってみる
ボケとツッコミは最初から決めない
目を見れば、売れるかどうかが分かる
Manzai Drill①

■第二章 漫才作りの準備と基本

しゃべくり漫才はテレビに直結する
笑いの基本は「フリ・オチ・フォロー」
キャラクターは漫才のフリになる
ストーリーの基本、起承転結
オーソドックスなネタ作りの手順
漫才に「リズムとルール」を加える
ボケの種類を考える
いろんな種類のボケを入れる
キャラクターからボケが生まれる
ツッコミの種類を考える
Manzai Drill②

■第三章 ネタ作りと台本構成

ボケをランダムに出していく
キャラというフリに合ったボケを
起承転結に沿ってボケを考えていく
ボケの並びはまず「あるある」から
ラストは「なしなし」のボケで
最後に「つかみ」を作る
漫才台本:しゃべくり漫才「デートプラン」
Manzai Drill③

■第四章 演技/売れるためには

登場時から漫才が始まっている
その場で立ち話をしているように
最小限の言葉で最大限の笑いを生む
動画に取って客観視しよう
売れるためのパッケージを考える
キャッチフレーズを作ろう
いつもどういう笑いを取っているか
二人ともキャラクターを立たせる
二人ともボケでもいい
ボケの感情が入っているネタ
テレビ以外のメディアに露出する
人とのつながりを大切に
Manzai Drill④

■第五章 ネタ見せ実況中継

漫才:ハンセンナンセン「桃太郎」
ハンセンナンセンのネタを見て
漫才:ガミガミ「旅のしおり」
ガミガミのネタを見て
漫才:ホイップクリーム「米粒」
ホイップクリームのネタを見て
漫才:キャラメルわーるど。「マイブーム」
キャラメルわーるど。のネタを見て

■特別対談 ナイツ×元祖爆笑王「ナイツ流漫才の作り方」

おわりに

元祖爆笑王
定価
1,430円(本体1,300円+税10%)
仕様
四六判/192ページ
発売日
ISBN
9784845626328

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