立東舎文庫

SMに市民権を与えたのは私です

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SMを縦糸に、著名人との交流を横糸に綴られる波乱万丈の半生

SMという言葉がまだ存在せず、嗜虐趣味がタブー視されていた時代に、アブノーマルな世界に光を与えた男がいた! 小説、映画、雑誌、写真と、あらゆる表現方法でSMの世界を追求した著者の、“山も谷もありすぎる”半生記。SM業界はもとより映画業界からクリエイター、市井の人々との交流もユーモラスに活写され、貴重な昭和史の記録となっています。主な登場人物は、高島忠夫、中野実(劇作家)、野上彰(詩人)、火野葦平(作家)、芳村真理、美濃村晃(奇譚クラブ、裏窓/喜多令子)、新高恵子、谷ナオミ、鈴木則文、たこ八郎、本木荘二郎(東宝プロデューサー)、辻村隆(縄師)、宇野亜喜良、篠山紀信、渥美清、立川談志などなど多士済済。

◎カバーデザイン&イラストレーション:宇野亞喜良
◎解説:早川舞

※この作品は1985年に白夜書房より単行本で刊行され(『蛇のみちは』)、1995年に勁文社新書で刊行され(加筆改題『SMに市民権を与えたのは私です』)、1997年に幻冬舎アウトロー文庫で刊行された(改題『蛇のみちは』)ものです。

>>宇野亞喜良インタビュー

>>きろく? おにろく? 「団鬼六」ペンネーム考

著者
団 鬼六
定価
880円(本体800円+税10%)
仕様
A6判/352ページ
発売日
ISBN
9784845627547

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